コレクション: 麹塵染

『麹塵染』とは、古来より皇室が用いることを前提とした色彩のことを指します。

古代中国王朝、周の時代にはすでに存在し、その色は、刈安草と紫草の染め色とされていましたが、近世では経青、緯黄の織り色。日本では、桐竹鳳凰文を伴うことで天皇の位袍にのみ使われた、高貴な色の一色でした。