現在制作しているのは六角形の帯シリーズ、タイルに見立てて、タイル織・タイル帯と呼んでいます。帯のデザイン面でのモノづくりは図案からはじまり、意匠図(設計図)を制作、そして最後は織りとなります
工程の2番目の段階、意匠図では、図案(=アナログ)を経糸と緯糸で織れるようにドット(=デジタル化)に変換する仕事。最終の製織段階をイメージしながら、マス目(=四角)に色を入れていく仕事ですので、四角のマス目は見慣れています。
そして、現在制作中なのは、六角形の帯。英語でヘキサゴン(hexagon)。これで柄を作ります。ただ単に六角形を織るわけではないモノづくりですので、気を使う箇所が増えます。
今の段階は六角形でもシンプルなもの。最終は複雑な形に進化させていきますが、現状でも帯にすれば世間に無い、面白い雰囲気に仕上がりそうですので、名古屋帯の形で発表できると思います。
徐々に積み上げていくモノづくりになると思いますので、続報はまた紹介していきます。