五代目日記 3冊目

『帯の紹介』2つのパターン
前祭の巡行も終わって、少しの間静かな日常が戻ってきました。 その祇園祭の山鉾の帯を、昔紹巴織で制作しています。 ◼︎【帯の紹介/祇園祭】https://youtu.be/3oW5qNZmYxw 今の紹巴織と織物自体は同じですが、帯の設計思想が全く違っているため、帯は箔と金銀、色糸を重ねて使用し、非常に重厚。紋図(意匠図)を見ても、シンプルさとは遠いところにあるモノづくりです。 これらが土台になっているから、今の帯もあるため、紋図を見ているだけも勉強になることも多いです。 こういった帯、要望を頂かないと、会社からも出ていきませんので、何かしら、きっかけがあれば、と思って今回は【帯の紹介】での登場です。
『帯の紹介』2つのパターン
前祭の巡行も終わって、少しの間静かな日常が戻ってきました。 その祇園祭の山鉾の帯を、昔紹巴織で制作しています。 ◼︎【帯の紹介/祇園祭】https://youtu.be/3oW5qNZmYxw 今の紹巴織と織物自体は同じですが、帯の設計思想が全く違っているため、帯は箔と金銀、色糸を重ねて使用し、非常に重厚。紋図(意匠図)を見ても、シンプルさとは遠いところにあるモノづくりです。 これらが土台になっているから、今の帯もあるため、紋図を見ているだけも勉強になることも多いです。 こういった帯、要望を頂かないと、会社からも出ていきませんので、何かしら、きっかけがあれば、と思って今回は【帯の紹介】での登場です。

雑談コーデ#63 アリスの浴衣
年に何回か浴衣の依頼を受けて制作します。 着物と同じ感覚で一点物のような場合もあれば、着物や襦袢の型を使っての依頼もあります。 今まで、一番多かったのはやはり南蛮七宝ですが、それ以外にも唐長文様では瓢箪唐草もあります。そのあたりは浴衣というよりも、生地が絹じゃない夏着物の延長的な感じです。ときどき、『これは浴衣といって良いのだろうか?』と考えることもありますが、そんな境界線上のモノづくりになります。 ほとんど一般的には知られていないので、『アリスの浴衣』(襦袢型で制作)の雑談コーデを撮影してみました。 ◼︎雑談コーデ#63-前編https://youtu.be/_iQJgg_qoyQ
雑談コーデ#63 アリスの浴衣
年に何回か浴衣の依頼を受けて制作します。 着物と同じ感覚で一点物のような場合もあれば、着物や襦袢の型を使っての依頼もあります。 今まで、一番多かったのはやはり南蛮七宝ですが、それ以外にも唐長文様では瓢箪唐草もあります。そのあたりは浴衣というよりも、生地が絹じゃない夏着物の延長的な感じです。ときどき、『これは浴衣といって良いのだろうか?』と考えることもありますが、そんな境界線上のモノづくりになります。 ほとんど一般的には知られていないので、『アリスの浴衣』(襦袢型で制作)の雑談コーデを撮影してみました。 ◼︎雑談コーデ#63-前編https://youtu.be/_iQJgg_qoyQ

総紗縫の日傘
この仙福屋の日傘、なかなか数奇な感じで制作を続けています。 最初は、非常に正反を上げるのが難しかった、総紗縫。この帯地をいかに使うか?ここから始まりました。 単に小物を作るだけでは勿体無い、ということで、総紗縫の特徴、絶妙な透け感、これが伝わるものが良い。 挙がった中の一つがこの日傘になります。
総紗縫の日傘
この仙福屋の日傘、なかなか数奇な感じで制作を続けています。 最初は、非常に正反を上げるのが難しかった、総紗縫。この帯地をいかに使うか?ここから始まりました。 単に小物を作るだけでは勿体無い、ということで、総紗縫の特徴、絶妙な透け感、これが伝わるものが良い。 挙がった中の一つがこの日傘になります。

新しいあまみーいろ/バラ柄 雑談コーデ#62-後編
毎週Youtube上にアップしている雑談コーデ。できれだけ、着物の敷居を下げようと分かりやすく楽しく進行するようにしています。 今回の着物はあまみーいろ。奄美大島の西村公一さんと一緒にとなみ織物が制作する大島紬です。他には無い、大島好きの方が見ても大島には思えない風合い、着心地が特徴の大島紬です。 今回はそんなあまみーいろの新作をつかっての雑談コーデです。 ◼︎雑談コーデ#62ー後編 https://youtu.be/EQMjUTfPvbA
新しいあまみーいろ/バラ柄 雑談コーデ#62-後編
毎週Youtube上にアップしている雑談コーデ。できれだけ、着物の敷居を下げようと分かりやすく楽しく進行するようにしています。 今回の着物はあまみーいろ。奄美大島の西村公一さんと一緒にとなみ織物が制作する大島紬です。他には無い、大島好きの方が見ても大島には思えない風合い、着心地が特徴の大島紬です。 今回はそんなあまみーいろの新作をつかっての雑談コーデです。 ◼︎雑談コーデ#62ー後編 https://youtu.be/EQMjUTfPvbA

雑談コーデ/着物、あーとりずむが初登場
雑談コーデ#61-前半 https://youtu.be/t1YOHdo6MCo 今回の着物は新作シリーズ『あーとりずむ』。となみ織物が帯でも制作しているシリーズの着物化、具体的には伊藤若冲や神坂雪佳、竹久夢二など。 同じデザインをつかって同色は作らない、ある意味一点もののモノづくり。
雑談コーデ/着物、あーとりずむが初登場
雑談コーデ#61-前半 https://youtu.be/t1YOHdo6MCo 今回の着物は新作シリーズ『あーとりずむ』。となみ織物が帯でも制作しているシリーズの着物化、具体的には伊藤若冲や神坂雪佳、竹久夢二など。 同じデザインをつかって同色は作らない、ある意味一点もののモノづくり。

扇子作りを通して、総紗縫の凄さを知る
先日、Onlineへアップした総紗縫の扇子。 ◼︎総紗縫の無地扇子 →https://senpukuya.jp/collections/171 帯地でつくるには、なかなか大変でした。 使う帯地、紹巴織は無理にしても、紗系(上品綟や総紗縫)だったら余裕だろうと制作時は、思っていました(文様入りの制作時)。 とくに今回は上品綟を加える予定で試作に入りましたが、そもそも帯地を触った段階で職人からの返事は難しい。そこからの工夫もあって、なんとか帯地が収まるのが、限界。
扇子作りを通して、総紗縫の凄さを知る
先日、Onlineへアップした総紗縫の扇子。 ◼︎総紗縫の無地扇子 →https://senpukuya.jp/collections/171 帯地でつくるには、なかなか大変でした。 使う帯地、紹巴織は無理にしても、紗系(上品綟や総紗縫)だったら余裕だろうと制作時は、思っていました(文様入りの制作時)。 とくに今回は上品綟を加える予定で試作に入りましたが、そもそも帯地を触った段階で職人からの返事は難しい。そこからの工夫もあって、なんとか帯地が収まるのが、限界。
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