となみ織物歴史の中で多くの帯をデザインしてきました。
数は数えておらず、毎日モノづくりをしていることもあり、数万とぼかすしかありますせんが、その数は数万・・・。
帯デザインの元となる図案はさまざまな方法でやってきます。自社でつくる場合、作家さんとのコラボ、図案展での落札などなど。昔は直感的に良いと感じたデザインは、すぐに図案→意匠図→帯となるため、柄に名前も付けられていないモノもあります。
そんな具合なので、制作工程の思いなども今では残っていない、伝わっていないモノことも多くあり、今から考えると勿体無いと感じます。他にも帯一本の形ではなく、ハギレでしか残っていないモノもかなりの数になります。
今でもモノづくりをしていると、制作過程で生じる思いやこだわりは見過ごしてしまいそうになりますので、昔のことを考えると意識して残しておくことをしないと、同じことになりそうです。過程を残すという考えは、今の時代なのかもしれませんが・・・。
そんなことも含めて、最近はYoutube上で、一本ずつ帯を紹介しています。1日一本をできたとして、全てしようと思うと100年以上掛かる計算にはなりますが(苦笑)、コツコツとやっていきたいと思います。
◼︎帯の紹介
https://www.youtube.com/playlist?list=PL-Bb9QfnE4SQyb4Awchb85x9Fomiq1QZV
できるだけ資料に基づいて、ないものに関しては想像も入れながら、編集にも慣れながら続けていきたいと思います。
帯好きの方には特にご覧いただきたいと思います。