3月も中旬になりましたが、まだまだ寒さが続いています。
暖かくなってくると、帯揚げもオールシーズン使えるタイプの出番も増えてきます。
帯揚げに関しては、職人が手で型を使って染めを中心に、手仕事の良さを大切にしながらモノづくりを行っています。

そんな中、今回は個人的にもおすすめのひとつである「防染糸」を使った帯揚げについてです。
こちらは白生地を織る際、柄となる部分に防染糸を織り込んでいく技法になります。
防染糸は、通常の糸とは異なり、染料で染まりにくい性質を持つ特殊な糸です。
そのため上から地染めを行っても、柄の部分だけが染まらず、文様が浮かび上がるように表現されます。
また、ボリュームを持たせて織り上げているため、生地に生まれる立体感もこの帯揚げの魅力のひとつです。
シルクロードから伝わった更紗をモチーフにした柄で、自分自身としても、この図案で帯を制作したことがある、思い入れのある柄でもあります。
防染糸を織り込んだことによるボリューム感も、この帯揚げの大きな特長です。
帯揚げは、帯と着物の間に入るためどうしても隠れがちな小物でもあります。
できれば、少し多めに出すことで、着姿のアクセントとしていただきたい帯揚げです。
小紋や御召、大島紬などに合わせて、コーディネートを楽しんでいただけます。
おしゃれに、さりげなく取り入れていただきたい帯揚げです。














