帯のメンテナンスについて

帯のメンテナンスについて

帯のメンテナンスについてのお問い合わせをいただくことがあります。
なお、承ることができるのは、となみ帯に限らせていただいており、他社の帯についてはお受けできませんが、内容としてはいくつかのケースがあります。

多いのは、シワのばしです。
帯を結ばれた際には、どうしてもシワが生じますが、こちらはきれいに整えることが可能です。


次に、汚れ落とし。
着物に比べると帯は汚れる場面が少ないものの、お出かけやお食事の際などに汚れてしまうことがあります。
また、気づかないうちに汚れていたというケースもあります。
なお、汚れの原因が分かっている場合は、より落としやすくなりますので、お分かりの範囲でお知らせください。

無理に落とそうとされますと、生地の劣化につながる恐れがありますので、ご注意ください。

そのほか、仕立て直しも承っております。
通称「パンク直し」と呼ばれる工程で、表地と裏地を縫い合わせている耳際の糸のほつれを縫い直します。

ちなみに、パンク直しは、袋帯に限らず発生します。
私も、角帯を直しに出すことが多いです。

また、糸浮きについてのお問い合わせも多くいただきます。
ついハサミなどで切りたくなるかと思いますが、糸は裏でつながっているため、柄の一部が抜けてしまう場合があります。
むやみに切らないようご注意ください。

なお、先ほど他社の帯は承ることができないと申し上げましたが、となみ帯かどうかの判別が難しい場合もあります。
実際にあった例ですが、呉服店さんが「となみさんの帯を仕入れたでー」とお持ちくださったところ、箱はとなみ帯のもので、中身は他社の帯ということがありました。
箱と中身が入れ替わっていたようです。

判別の手段として、となみ帯には西陣織証紙とPOS札が付いています。
POS札(8桁のバーコード番号)をお知らせいただければ、その帯の詳細を確認することが可能です。

なお、西陣織証紙は西陣織工業組合が発行しており、となみ織物の証紙番号は「452」です。
「よいごふく」と覚えていただければ。

仙福屋宗介では、となみ帯のメンテナンスを承っております。
上記のケース以外にも、ご相談いただければお見積りを取らせていただくことも可能です。
こちらからお問い合わせいただけます。

帯は長く使うものですので、適度なメンテンナンスをオススメいたします。

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記事執筆者 / スタッフ中村

となみ織物の中村です。