春は、美術館や展覧会へ出かける機会も増える季節です。
静かな空間で作品をゆっくり楽しむ時間は、着物で過ごすお出かけにもよく似合います。
今回は、美術館・博物館へのお出かけをイメージしたコーディネートをご紹介します。
主役は展示物ですので、他の方の鑑賞を邪魔しないような少し控えめで、落ち着いた空間に馴染む装いを目指してみました。
着物と帯は同じ組み合わせで、帯締め・帯揚げを変えて3パターンをコーディネート。
小物の色によって装いの印象がどのように変わるのか、ぜひ見比べてみてください。
今回の基本コーディネート

今回のコーディネートでは、
・着物:白をベースに、グレーで柄が織り出させた御召
・帯:ケルティックの袋帯/雲龍錦
を合わせています。
モノトーンのシンプルな組み合わせに、帯締め・帯揚げで少しずつ色を入れていきます。
コーディネート①

帯締めはモノトーンベースに少しブルーが入った源氏経巻組、帯揚げでイエローをちらりと覗かせたコーディネートです。
帯揚げの結び方や、帯からどれくらい帯揚げを出すかで少し雰囲気が変わるかと思います。
着物の色とも自然に馴染み、穏やかな印象の装いです。
コーディネート②

水色の小田巻き帯締めを合わせ、帯揚げは生成×焦茶の彩度低めのものをコーディネートしてみました。
あまり鮮やかな色は入れず、モノトーンベースの少しクールな色合いで、美術館やギャラリーなどの落ち着いた空間にもよく馴染む、すっきりとした装いを目指してみました。(小田巻帯締めで少し遊び心を…。)
コーディネート③

3つ目は、少しアクセントになる色を帯揚げで取り入れたコーディネートです。
帯揚げに彩度の高い色を加えることで、装いに軽やかな華やかさが生まれます。
同じ着物と帯でも、小物の色によって印象が変わるのも着物の楽しさのひとつです。
小物で広がるコーディネートの楽しみ
着物のコーディネートは、帯締めや帯揚げの色を変えるだけでも雰囲気が大きく変わります。
同じ着物と帯でも、その日の気分やお出かけ先に合わせて装いを少し変えることができます。
美術館や展覧会など、ゆっくりと過ごす春のお出かけにも、着物での装いを楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回使用した帯
今回のコーディネートで使用した帯はこちらです。













