毎日手に取るお財布だからこそ、
「長く使えて、持つたびにちょっと気分が上がるもの」を選びたい——
そう思うことはありませんか。
今回は、私がお客様にもよくおすすめしているお財布について取り上げたいと思います。
西陣織の財布とは ― 帯から生まれたお財布
仙福屋のお財布で使っている帯地は、となみ織物が製作している帯とまったく同じ技術、同じ職人の手から生まれています。
京都・西陣で何百年と受け継がれてきた帯づくりの技術を、そのまま日常で使えるお財布に落とし込んだのが、仙福屋の「西陣織の財布」です。
量産品にはない奥行きのある色彩と、絹ならではの上品な艶を感じていただけます。

西陣織の帯といえば礼装用、といったイメージがある方もいらっしゃるかと思います。
ですが、私たちのつくる帯は、特別な日だけのものではなく、もっと身近に、日々の生活の中でさりげなくそこにあるもの、そんな存在になってほしい…。
そう思いながら、帯地で小物をつくり続けています。
「着物を着る機会は少なくなったけれど、あの美しさを毎日そばに置きたい」
「着物は着ないけれど、伝統のある、良いものを使いたい」
そういった方に、仙福屋のお財布を手に取っていただけたらと思っています。
仙福屋の財布を支える「紹巴織(しょうはおり)」という織物
仙福屋の財布の多くに使われているのが、紹巴織(しょうはおり)という織物です。
西陣の中でも、とりわけ緻密な表現力をもつ織り方として知られています。
五代目(専務)いわく、紹巴織は「織れば織るほど難しくなっていく」織物なのだそうです。

紹巴織は、わずか4cm織り進めるのに、一色あたり約100回もの筬(おさ)打ちを重ねるという非常に緻密な織物です。
無地に見える部分でも最低3色の糸を使い分けて、緯糸(よこいと)の配色だけで絵画のような色彩を表現しています。
そのため、仕上がった帯地をお見せすると「これ、織物なんですか!?描いたものではないんですか!?」と驚かれることも少なくありません。
縁起のよい「南蛮七宝(なんばんしっぽう)」文様
仙福屋の財布を代表する柄が、南蛮七宝(なんばんしっぽう)文様です。
これは京都で約400年続く唐紙の老舗・唐長(からちょう)さんが伝えてきた、由緒ある文様です。
円と円が連なって、上下左右へと途切れることなくつながっていく——
その姿には、「人と人とのご縁や幸せが、どこまでも広がっていきますように」という願いが込められています。
七宝とは仏教でいう七種の宝のこと。円満・調和・ご縁を象徴する、とても縁起のよい柄です。
ご自分用にはもちろん、贈り物にも喜ばれる理由は、この文様に込められた意味にあるのだと思います。
新生活や記念日のプレゼントに「ご縁が広がりますように」という気持ちを、そっと添える。
そんなふうに選んでいただけるのが、南蛮七宝の財布の魅力です。
京都・西陣のお財布を贈り物に ― メンズにもおすすめ
京都らしい財布として、仙福屋のお財布は男女を問わずお使いいただけます。
落ち着いた色味の南蛮七宝文様をはじめ、魔除けの意味を持つCeltic、琳派最後の巨匠ともされる神坂雪佳の海路など、西陣織の財布をお探しのメンズの方にもご好評をいただいています。
たくさんのポケットを備えた実用的なつくりも、毎日使う道具として大事にしてきたところです。
ちなみに、名刺入れやカードケースと色柄を揃えると、さりげなく品のある雰囲気にまとまり、これもなかなか素敵です。
ギフトラッピングは無料で承っておりますので、贈り物の際にはぜひご活用ください。
毎日の暮らしに、本物の絹織物を
帯と同じ技術で仕立てた西陣織の財布は、使い込むほどにどんどん愛着が深っていきます。
手に取るたびに、京都・西陣のものづくりを少し身近に感じていただけるはずです。
どんなものがあるのかだけでも、ご覧いただけたら嬉しいです。
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