帯地の文様を「知る」と、見え方が変わる話

帯地の文様を「知る」と、見え方が変わる話

文様の話をする機会を時々、頂きます。

帯や着物のデザイン。
モダンなモノも最近は多くありますが、古典文様を一部入れ込んだモノ、
アレンジしたモノ、影響を受けたモノなど、
本当に幅広く、制作されています。

特に長期間に渡り受け継がれてきた文様は、
デザイン的な表面だけを見て知るだけでは、とても勿体なく、
もう少し中まで知って頂きたい、と思うモノがあります。

それも含めてお伝えするようにしています。

【作楽の単衣&袷物プレミアム帯揚げ】豆しぼつなぎ 6

豆しぼつなぎ

帯や着物はそんなデザインで制作されてきましたが、
それらを見慣れること無しには、外側だけを見て判断してしまい、
すべて同じデザイン(帯という形は一緒なので)に見えてしまいます。

違って見えたとしても、
面白いものにはならないかもしれません。

となみ織物の3Fの展示場には数千本の帯が展示してありますが、
全部同じに見える、みたいな表情で帯を眺めている方もおられます。

それが、文様の意味や、できれば織物の話も一緒に知るようになると、
全部同じように見えていたものが、それぞれ分離して行き、
一つ一つ独立したものに。

終盤になると、文様が文様として見えてくるようになります。

 

Online限定【総紗縫+の半巾】七宝繋ぎ文様/モノトーン 1

「これは七宝繋ぎ」

【仙福屋のメッシュ織のオールシーズン帯揚げ】地紋変わり市松 3

「これは市松」

「これは雪輪」

 

 

【テナライトート(手習いトート・エコバッグ)】宝相華文/畦織 5

「これは宝相華文」。

漠然と「柄」として見ていたものが、名前と意味を持ちはじめる。

そんなに長い時間は要らず、
展示場へ入ってきた時と出ていく時、
その短期間だけでも、帯を見る目の輝きが変わってきます。

今まで気にしていなかったことが、意味を持ち始める。
どんどん分かると、さらに楽しくなっていきます。

そのためにも、どんな機会でも文様やデザインを伝えて
行けるようにしたいと思っています。

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記事執筆者 / 五代目仙福屋宗介

となみ織物5代目(専務)

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