【帯紹介】終わってから人気が出るパターン|神坂雪佳の世界

【帯紹介】終わってから人気が出るパターン|神坂雪佳の世界

良くありますが、あって欲しくはないこと(笑)。

九寸名古屋帯|神坂雪佳の世界

TOPの写真の帯は、総紗縫の『九寸』名古屋帯。 
制作当初はあまり話題ならず、少し織ってから終了となりました。

それからしばらくが経って・・・、 少し人気が出そう?かもしれません。
じゃ、また織ればよいのでは?
となりそうですが、帯の織巾を広げようと思うと、 帯の巾はそれぞれ

袋帯/八寸二分=約31cm
九寸名古屋帯/九寸=約34cm

それが織れるように筬の巾を変える必要があります

総紗縫で制作するためには

特に総紗縫は織れる職人、機自体が極端に少ないため、余計に難しくなります。

ただ、モノづくりは何かをキッカケに火がつくことがほとんどです。
制作当初から人気ということはほとんどありません。
今から少し火がついていきそう、と見込んで、思い切って筬巾を変えて織るか?

もしくは、他の方法としては、他の織組織で製織するか。
たとえば上品続など同じ「綟り織」(こちらは九寸幅があります)でコンセプトを合わせて織るか?

いろんな事情を踏まえ、今から悩もうと思っています。

この雁行文様+海路図の場合

写真の帯の場合、九寸巾の総紗縫で、
まず帯地を織る(柄は雁行柄)。

その後、上から手描きで『神坂雪佳の世界』、
海路図をアレンジした横段で染色。


◼︎海路図|神坂雪佳の世界

帯の雁行文様と上に乗る手描きの海路図、
この2つがケンカすることなく浮かず、ほどよいバランスで、上手く融合しています。

総紗縫の透け感もこのモノづくりには大きく寄与していることから考えると、
やはり総紗縫の機を広げて九寸名古屋帯を制作・・・。

さらにもっと広げていけないかな?
という思いもあります。

◼︎Online仙福屋|神坂雪佳の世界
https://senpukuya.jp/collections/sekka

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