【作楽の袋帯】色紙アリス/紹巴織
【作楽の袋帯】色紙アリス/紹巴織
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帯のデザイン
この帯は、ルイス・キャロルがつくりあげた『不思議の国のアリス』。
英文を毛筆で描かれたものを図案化、帯へと制作いたしました。
染め帯ではなく、織りで表現をしているため、奥行きや風合いが特長となっております。
お腹部分/6通仕様(写真4枚目)
帯は6通仕様。
正面から見て、柄の軽重を付けているため、関東巻・関西巻で前部分を変化させて結ぶことができます。
裏地について/両面仕様(写真5枚目)
となみ帯は表地だけでなく、裏地にもこだわりを持って製織しております。
特に、この紹巴織は表地と裏地は同じ職人が表を織った後、同じ糸で同時期に裏地を製織。
そのため、表と裏の仕立て際の相性は抜群に良いものとなります。
(他社の帯ではあまり行われていない、制作方法となります。)
さらに、裏地も織りで文様を織り成しているため、裏地も結ぶことができます(両面仕様)。
全く柄いきが異なっておりますので、表と裏で様々なコーディネートが可能です。
帯の織組織(織り方)について/紹巴織
この帯の織組織は、『紹巴織(しょうはおり)』と言います。
細い経糸を緻密な緯糸で包み込む様に織り上げる織り方。
約4cm間に一色あたり100回近く筬を打ち込むことで緻密な表現に優れています。
緻密な表現を得意とする紹巴織は、織りではなく手描きと間違われることの多い織り方です。
緯糸だけで柄を表現するため、絹糸の特長である発色性を最大に活かすことができます。
効き色や柔らかな色、繊細な色彩をこちらが意図とする様に表現できるため、美術品の様な美しさも感じることができます。
さらに、糸には世界でも最高峰の『ブラタク糸』を使用。
織り上げた帯はしっとりとした絹の質感を感じることができます。
この織物の人気とするところです。
作楽シリーズ
となみ織物の五代目が制作する帯シリーズ、作楽(さくら)。
コンセプトは、つくることを楽しむことで、身につけられる方にも、楽しさを感じて頂きたい。
そんな気持ちを元に制作しています。
また、このシリーズの特徴は、通常のとなみ帯には無い様な柄いきや配色が多く、
ひと目見れば『作楽?』と感じて頂ける個性的な帯ばかり。
Instagramでは作楽のコーディネートをUPしております。
帯は着物姿の顔とも、言われていますので、この帯が『私にとって大切な一本。』。
そのように感じて頂ければ、と思っています。
帯の本仕立て・制作について
発送はご注文を頂いたのち、検品⇒本仕立て、発送(約3週前後)となります。
図案、意匠図、糸染め、織、検品、縫製等、全て日本国内での制作となります。
素材 | 絹100% |
---|---|
長さ | 約4m45cm以上 |
重量 | 約590g(芯なし) |
TPO | 真夏を除く3シーズン |
御召、小紋、大島や結城紬などカジュアルな着物全般 | |
制作 | 日本製(西陣織) |
発送 | ご決済後、本仕立てに入らせて頂きます。 |
通常、約2-3週間での発送 |
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