Online限定【蝶千種／神坂雪佳の世界（九寸名古屋帯）/軽量 上品綟＋手描き友禅】

織と染めでつくる名古屋帯

京都西陣の織元である、となみ織物では経糸と横糸の組み合わせで、多種の織物を制作しています。
意匠には古典的な文様だけでなく、中央アジアやヨーロッパなどの各地、人間国宝・神坂雪佳・伊藤若冲、唐長など、
江戸や明治期、現代まで大変幅広い時代のモノを帯の意匠として取り入れて日々モノづくりをしています。

意匠について

デザインは近代琳派最後の巨匠とも呼ばれる、神坂雪佳の作品『蝶千種』を元に制作。描かれる蝶は実在する蝶をベースに、どこか幻想的で、自然と意匠の狭間を漂う美しさを持っています。
この帯ではデザイン部分は、全て京都の職人の手描きで表現しました。

『織り』について/軽量上品綟

ベースとなる織物は上品綟。
それをさらに改良し、となみ織物で一番軽い綟り織をつくり上げました。また織り地紋は琳派の流水柄を織で表現しています。

用途:カジュアル、夏・単衣物

デザインや織りのTPOとしては、御召や小紋、紬などのカジュアル。
非常にシンプルで上品な色使いのため、小物合わせを工夫することで、さまざまな表情をつくることができます。
季節的には真夏と単衣時期を中心に。
昨今の温暖化によって、結べる期間も長くなっています（4月から10月くらいまで）。