→八寸名古屋帯とのコーデ
◼︎二本目/夏しぼ相良刺繍袋帯
→相良刺繍
三本目/紅村帯(TKC登場予定帯)
袋帯/紅村帯
陶芸家林侑子氏とのコラボ帯。
林氏の土鋏技法を織と染めで再現、表現した帯になります。
陶芸家林侑子氏
https://www.instagram.com/yuko_koson?igsh=MWpheW0xbWQ4cmluNg==
帯の織組織は『夏しぼ』織。
御召緯をつかって広巾で製織、その後お湯に浸け縮めることで帯地表面にしぼを付ける織物。この織物でしか表現できない技法で、土鋏が作り出す立体感をこのしぼをつかい表現しました。
この帯地をベースに根善織物で染色したものが、この袋帯となります。林侑子&根善織物&となみ織物で制作した一点物のモノづくりです。
着物/染織工芸むつろコラボ(カゴ絞りand桶絞り)
こちらも絞りを重ねたこだわりの逸品になります。詳細は第一回を参照ください
→八寸名古屋帯とのコーディネート
この帯と着物を合わせると思わず、もう小物が要らないのでは?とも思ってしまう、完成度が高いコーディネートになりました。帯は夏しぼ=オールシーズン結ぶことができますので、幅広い小物も合わせが可能です。
◼︎綾竹大和銀耳帯締め
https://senpukuya.jp/products/obijime-139
名前の通り銀糸が耳に通った帯締め。
シンプルかつ色は中間色のため、TPO的に非常に幅広く使える帯締め。困ったらとりあえず合わせてみる。仙福屋のスタッフでもよく手に取られる帯締めの一本です。
帯締めに銀糸というのは、一時期嫌われた時期もありましたが、最近は少し入れておくと手に取られる機会が多い気がします。
◼︎防染糸ケルティック
ケルティック/防染糸の帯揚げ
https://senpukuya.jp/products/obiage-192
仙福屋では定番デザイン、ケルト文様。
その文様をつかった防染糸の帯揚げになります。柔らかなグリーン系の色を防染糸の濃淡が出るギリギリを狙って染色。柔らかな色で上手くまとまりました。
◼︎防染糸手菱を合わせる
手菱市松/防染糸の帯揚げ
https://senpukuya.jp/products/obiage-213
この帯揚げは、防染糸を緯糸に織り込んだ白生地を染めたもの。
帯や着物と同じように、図案を描き、設計図意匠図を制作して製織します。この手菱市松柄は手描きのクセがデザインの面白みのため、柄の丈をかなり広く取りました。そのため、同じ防染糸シリーズの中でもっともコストが高い帯揚げとなっています。
使用するときには、関係の話ではありますが、よくデザインを見ていただくと、柄の味が伝わると思います。
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◼︎羽織追加/手引き縞をコーディネート
制作工程をあまり信じてもらえない手引き縞の反物を羽織に合わせています。
柄はシンプルに縞ですので、写真ではそこまで分からないかもしれません。ただ、やはり人間の手で13mも線を引くとなると、多大な時間と集中力を要します。
制作工程動画/手引き縞
https://youtu.be/TYxWjheemwI
手の揺れ、筆の止まった染料溜まりそれらが全て柄になる、それを羽織にすると勿体無いとも言われますが、とても素敵です。
【雑談コーデ#47】より
https://youtu.be/NYGNVbzzrn8?si=le03ReyUa6CDseLU