なぜ「がま口」というのか - その名前の由来

なぜ「がま口」というのか - その名前の由来

バッグにポーチなど、仙福屋でも人気のある「がま口」。
パチンと口を開けるたびに、なんとも言えない小気味よさがありますよね。
でも、そもそもなぜ「がま口」という名前なのか、考えたことがありますか?

①その名前の正体は、ガマガエル 
「がま口」の「がま」とは、ガマガエルのこと。
口金をパカっと開いたとき、その形がガマガエルが大きく口を開けた姿にそっくりということから、この名前がついたといわれています。

(↑こんな感じ)


言われてみると、たしかに…!と思ってしまう、なんともユーモアのある命名です。
日本人のこういうセンス、面白いなと感じます。


②ガマガエルは、縁起の良い生き物
じつはガマガエル、日本では古くから縁起の良い生き物とされてきました。
「蝦蟇(がま)」は、財運・金運と結びつけられ、商売繁盛の象徴として扱われることも。

お財布の形にガマガエルの名前がついているのは、単なる見た目の話だけではなく、「お金が集まりますように」という願いも、どこかに込められていたのかもしれません。


③もともとは、西洋から
口金のついたバッグやポーチは、もともとはヨーロッパで生まれたもの。
明治時代に西洋文化が日本にもたらされた際、この「口金付きの小物入れ」も一緒にやってきました。
外来のアイテムでありながら、日本人はそこに和の柄や素材を合わせて、すっかり「和小物」として育て上げたのです。 がま口の歴史は、日本人の手仕事と感性の豊かさを物語っています。


仙福屋では、そのがま口を用いて、絹のがま口から、お太鼓ポーチ、さらにはふわふわバッグを制作しています。



次にがま口をパチンと開けるときに、ガマガエルの顔(私はカエルが苦手ですが…)をちょっと思い浮かべてみてください。
その口の中に、金運が宿っていることを、どうかお忘れなく。

仙福屋のがま口が、小さな福を運んでくれますように。

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記事執筆者 / スタッフ中村

となみ織物の中村です。