”じゃない”使い方のススメ - 数寄屋袋 -

”じゃない”使い方のススメ - 数寄屋袋 -

お茶をされる方を中心に、仙福屋でも長く愛されている「数寄屋袋」。
贈り物としてお求めいただく機会も多く、特に年配の方や目上の方へのギフトとしてもご好評をいただいています。

今回は、お茶をされていない方にもおすすめの、数寄屋袋の”じゃない使い方”についてお話しさせてください。

 

正直なところ、出番が少なかった

先日、仲間内でのパーティーがあったのをきっかけに、クラッチバッグがわりに購入した数寄屋袋。

お客様にご紹介するときには「クラッチバッグがわりにも使えますよ〜」とおすすめすることも多く、実際に使ってみてとても重宝しました。
帯地の色がワンポイントになるので、リトルブラックドレスのようなシンプルな装いにとてもよく映えます。

ただ、いざ日常に戻ると、次に使う機会がなかなか訪れません。
パーティーなんて、そう頻繁にあるものではありませんし…。

でも、せっかくのお気に入り。もっと使いたい!!

そう思っていて、ふと気づいた日常での使い方がありました。

 

「ちょっとそこまで」にぴったりなサイズ

レストランなどで、バッグは椅子に預けたままお手洗いに立ちたい。
館内を移動するとき、荷物はクロークやコインロッカーに預けてしまいたい。

お財布やスマホなどの最低限の貴重品だけ携えて、バッグは置いておきたいときもありますよね。

数寄屋袋はそういう「ちょっとした場面」にちょうどいいサイズ感。
お財布、スマホ、+αの小物がすっきり収まって、さっと手に持てる。

バッグインバッグのように鞄の中に入れておけば、とても便利だなと気づきました。

まだ実際にそう使えているわけではないのですが、
(↑で触れたクラッチバッグがわりに購入した数寄屋袋は、お気に入りすぎて普段づかいできず…)
次に数寄屋袋を選ぶときは、そういう使い方を想定して選んでみようと思っています。

ちなみに次に狙っているのは、紹巴織のこの数寄屋袋。
大好きなサマルカンドの帯地を使っているので、日常づかい用として持てたら、とても気分が上がりそうです。

 

手に取るたびに感じること

帯地は、絹糸を緻密に織り上げたもの。
絹糸の発色の美しさや、手に持ったときのしなやかさは、他の素材にはない感覚があります。
そういう小物があることが、日常の小さな豊かさにつながっている気がします。

 

選ぶときのポイント

これは数寄屋袋だけでなく他の商品にも共通するのですが、
デザインだけで決めるのではなく、用途に合った織組織の帯地を選ばれることをお勧めします。

    例えば、普段づかいで出番が多い場合は、紹巴織や二重織、漢錦といった織組織の、帯地表面に柄糸が浮き出ていないものをお勧めします。

     

    見た目が豪華で美しい緞子織や金彩織は、どちらかというと特別な日にお使いいただくのがおすすめです。

     

    というのも、帯を結んでいらっしゃる方であればご経験があるかと思うのですが、
    多数の色糸で柄を表現した豪華な帯は、立体感もあり魅力的な反面、
    柄を表現する糸(絵緯糸)を爪などで引っ掛けると、糸が浮いて出てきてしまうことがあります。

    ですので、普段づかいされる場合は、帯地の糸づかいにも注目して選んでいただくのをお勧めします。

     

    茶道をされない方にも、ぜひ一度手に取っていただきたい数寄屋袋。
    「私はこんなふうに使っています」というご意見があれば、ぜひお聞かせいただけると嬉しいです!

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    記事執筆者 / スタッフ鈴木

    週末の時間がある時には着物で過ごしたいと思い、はや数年…。平日に触れる帯・着物に癒されながら、日々物欲と闘っています。寒色系コーデ、地味な色合いが好きです。

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