特別な着物『南蛮七宝の色無地』

特別な着物『南蛮七宝の色無地』

最近、お問い合わせとご注文を頂くことが多いのが、色無地。
それも、南蛮七宝の色無地です。

あまりCMはしていませんが、以前noteで一度書いたくらい
あとはクチコミだと思います。

 

『色無地っていつ着るんですか?』
と聞かれることもありますので、少しだけ説明しておきます。

まず『色無地』は、字のとおり無地の着物です。

 

そして、製法のジャンルとしては
白生地を織ってから染める『後染め』の着物となります。

 

その白生地は、全くの無地もあり、
白の同色で織り上げる『織り地紋』の2通りがあります。

全くの無地を染めた生地の場合は、慶弔のどちらでも使えますが、
織り地紋の場合は、その織地紋によって、向き不向きがあります。

 

そして、紋の数によって格が変わります。
3つは、訪問着同格以上

1つは付下げと同格

紋なしは帯によって格が変わり、
基本的に普段着やお洒落的な扱いに

多少地域によって変わる部分はあると思いますが、

個人的にはこういう枠をもって、
色無地を認識しています。

 

となみ織物では、全くの無地の色無地でも地紋入りでも
ご注文でも受けておりますが、
うちらしい特別なモノの一つとして、この『南蛮七宝の色無地』もあります。

 

ちなみに、白生地は御召を織る機で製織します。

最高級の絹糸を使うため、糸段階で十分な光沢をすでに持っていますが、
光すぎないように、敢えて細かな地紋で抑えることで、上品な質感に転換しています。

 

そして南蛮七宝文様は、人と人の縁を繋ぐ吉祥柄。
慶事向きの地紋になります。

そして色に関しては、この色無地特別バージョンとして、
根善織物に依頼。一反ずつを引き染めしています。

薄い色から、濃い地色まで17色用意しております。

 

仙福屋のショールームでは色見本・生地見本をご用意しております。
https://senpukuya.jp/pages/showroom



 

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記事執筆者 / 五代目仙福屋宗介

となみ織物5代目(専務)

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