見ているだけで、ほっとする『象の行進』

見ているだけで、ほっとする『象の行進』

象のデザイン

象のデザインについて

日本には古来、象は生息していませんでした。
それにも関わらず、象は古くから仏教の守護獣として、
あるいは異国への憧れを象徴する意匠として、人々に愛され続けてきました。

そして、象は「力・知恵・平和」の象徴とされています。
インドの神話では、この世界をその背で支える聖なる生き物とされ、
富と繁栄を司る神「ガネーシャ」としても広く信仰されています。

また、お釈迦様の誕生にまつわる物語も欠かせません。
母である摩耶夫人が「白象が胎内に入る夢」を見て懐妊したという伝説は、
世界が救われる吉兆として、多くの芸術作品に描かれています。

 

織組織/しぼ織


象の行進、織組織は『しぼ織』。
緯糸に御召緯を通して、一旦帯を広幅で製織して、その帯地をお湯に通し、
縮めたところで帯巾に広げていく織物です。
最初、製織したときよりも、縮ませた分が帯の立体感となります。

↑地の紺色部分が一番平面。柄は縦にしぼが走る

もちろん、全てを同じ分量だけ縮めるわけではなく、
柄の必要な部分を計算して、設計して縮める大小を付けていきます。

通常のしぼ織は、地部分にしぼを入れるのに対し、
この『象の行進』においては、その反対、柄部分を浮かし柄表現をしています。
(この帯から『しぼ織の通常』がひっくり返りました)

象の力強さを織物でも表現しようとしています。

 

お腹部分


お腹部分は、シンプルに象の行列を除き、地紋を整えたデザインです。
こうすることで、着物とのコーディネートの幅を広げました。
カジュアルな小紋・大島・御召などカジュアル中心の着物と巾非r区合わせて頂くことができます。

コーディネート参照(更新継続中)

 

 

 

 

 

 

象の行進からの派生小物

この象の行進の帯図案からは、小物も制作しています。

◼︎帯留め
https://senpukuya.jp/products/obidome-35

 

◼︎帯揚げ
https://senpukuya.jp/products/obiage-220

 

この象の行進文様は、今後も大事にしていきたい。
デザインの一つですので、これらアイテムも増えていくと思います。
また、ここでもお知らせいたします。

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記事執筆者 / 五代目仙福屋宗介

となみ織物5代目(専務)