明日7月17日は、祇園祭の山鉾巡行です。
先日の投稿では、西陣と祇園祭はあまり関係ないと書きましたが、そう言っても気にはなるもの。
この前の日曜日(7月12日)に、用事があって四条に行ったら、鉾建てをされている真っ最中でした。

↑長刀鉾の鉾建ての様子です。
こちらは函谷鉾の様子です。

懸装品がない状態を見られるのも、このタイミングしかないかもです。
「縄がらみ」といって、釘を一切使わず組み立てられるので、その技術には圧倒されます。
技術を伝えるということでは、織物の世界でも同じです。
特に、専門性の高い技術ほど、その職人がいなくなると作れなくなる、ということが多々あります。
以前書いた引箔もそうですし、製織が難しい織物だと、どうしても生産も減っていきます。
→あわせて読む:帯は、なぜ高いのか
もちろん、従来の技術も大事にしていかなければならないですし、現代に適応するように進化させていく必要もあります。
例えば、ショールームにたくさんあるぬいぐるみたち。
制作のきっかけともなったのが、昔の帯は帯地に厚みがあったり、固かったりして、結ぶのが大変という声をよく聞いたことでした。
このぬいぐるみは、となみ織物の帯地を用いて、着物の仕立てができる職人さんにお願いして制作をしています。
帯なんですよ〜とお伝えすると、驚かれる方が多いです。
細かいこだわりでいうと、仙福屋の懐紙入れや数寄屋袋は、帯地を使って制作していますが、あえて堅い芯を入れたりはせずに、帯本来の質感を感じていただけるようにと心がけています。
今の季節で言うと、本来は帯を用いることがない日傘や扇子なども、帯屋ならではの発想から生まれたアイテムと言えます。














