『3月中旬 伊勢神宮』
ふと思い立って、伊勢神宮へ。普段バタバタとしていると、目に入ってくる自然の色、春になりかけの新しい緑を楽しむことができました。
自然に溶け込んでと書きたいですが、唐長11代目とのモノづくり、自然の色で配色を考えながらとはなりましたが、良い1日になりました。
3/5 新しい帯揚げの形

防染糸を使ってシンプルな帯揚げを制作中。
最大限シンプルな形での制作を心がけていますので、いつもとはちょっと違ったモノづくりになっています。とにかく、生地と色に注力をして、良質ながらコストも考えたモノづくりです。
今回のデザインは帯の柄をつかっています。写真は作楽シリーズの花七宝より。
今後のOnlineはベーシックなモノづくりも充実させていきたいと思っています。
◼︎仙福屋の無地帯揚げ
https://senpukuya.jp/collections/624
7日 中野大輔の世界
日本画家中野大輔さんの作品をモチーフにつくる帯。モチーフ自体は季節の花を取り上げたモノ。12ヶ月すべて名古屋帯で揃う予定です。
今回は、その中でも新しい織組織を試しています。織物のベースは、しぼ織。そこに素材など、結構な部分を変えてチャレンジをしています。
ちなみに、柄部分は中野大輔氏らしい繊細な濃淡をつくるために、色糸を多く通し、一度問題が起きてしまいましたが、その辺りも解決し、そろそろ完成が見えてきました。
14日 バームクーヘンの着物
まだ、わかりませんが、10月の着物ショーでこのバームクーヘン帯のデザインを用いて、着物制作を考えています。
大きく3パターンをイメージしていますが、最初に手掛けるモノはとにかく大きく最大にしたもの。ただ、どういう技法でつくるか?=どう見せたいかなど、まだ漠然と漂っている状態です。
思いつかない場合は、最後手描きとなりますが、他の手法も考慮に入れつつ・・・。
どうなることやら・・・。
◼︎バームクーヘン柄
https://senpukuya.jp/products/obi-na-1
15日 新しい制作チームでつくる着物
別チームで制作している、となみのきもの。
当たり前ですが、実際に手を動かす職人が同じでも、最初の草案・コンセプトをつくるスタッフが異なると、完成したものは大きく変わります。
横でそれとなしに見ていると、通る過程、考え方、色の組み合わせが異なるため、見ているだけでなかなか楽しく、勉強になります。
数種類出来上がってきていますので、お客さんの反応がこれから楽しみです。
3/23 雑談コーデ#42-1

雑談コーデも42回目となりました。
今回は、珍しく絵羽ものでコーディネートです。
根善織物コラボ着物ですので、とにかく力があって、同じくらいパワーのある帯を使わないと、負けてしまいます。
その辺りも意識して、小物を使いながら、自分たちもコーディネートを楽しみました。この雑談コーデは、まだまだ続きます〜。
◼︎雑談コーデ#42-1
https://youtu.be/moPWiv5F-mY
帯を一本ずつ紹介している『帯の紹介』も順調です。
【 帯の紹介 】
毎日新しいモノづくりを進めているため、遅くなったといっても、少しずつ新しいものが上がって来ます。
西陣にいると、あれが作れなくなった、ここが廃業された、そんな暗い話ばかりが耳にはいってくるので、となみ織物としては基本的に前向きに、驚きを持ったモノづくりをし続けていきたいと思います。ちなみに、その一つが写真の松皮染の新作着物。
すごい色・・・と言われていますが、ちょっと面白いことを考えています。。。