今後のモノづくりのタネ

今後のモノづくりのタネ

『鹿引き着物/これから手直しに入ります(8/29現在)』

10月12日のきものショーに向けて、数ヶ月前から手掛けていたモノ作りがどんどん上がってきています。ここで上がってこないと、仕立てが間に合わない・・・と焦っているものも3枚ほど(羽織を入れて)ありますが、全体的に順調です。

◼︎キモノショーでのモノづくりについて
https://www.threads.net/@tonamiorimono

個人としてはこのショーへのモノづくりが中心となりますが、ここで紹介する中の多くが今後のモノづくりのタネになるものばかり。『ショーなので・・・』思い切ってやってみる。そんな気持ちになりやすいのか、今までよりも画期的な?モノが上がってきています。そんな意味でも、今後のモノづくりを楽しみにしていてください。

◼︎TKC着物ショー詳細はこちらから
https://senpukuya.jp/blogs/news/tkc2024

 

8/8 総紗縫の拡張

最初はタイトルに改良と書いていましたが、拡張の方がしっくりときます。

今までの総紗縫は今まで通り、使いやすい帯で制作し続けます。一方で表現方法の新しい可能性を考えて、試験織を取り続けています。

写真のバージョンでは通常よりも、地に一本糸を多く通しています。そうすることで透け感は減るものの柄の奥行きを作ることができそうです。次の段階は一本で織る、それで見てみないことには分かりませんが、良い方向には進んでいます。

 

8/23 あまみーいろの帯

奄美大島の西村公一さんとモノづくりをする大島紬、あまみーいろ。色を帯に持ってこようと、試行錯誤した上制作した八寸名古屋帯です。まず黄色濃淡で帯にはなりました。その次の色を試験を取っているところ。とにかく、予想とは異なる色で織り上がってくる不思議さがあります。そのため、試験をできるだけ織って、こちらの経験値を貯める、それが大事です。そのため、一本織るために糸染の時間、配色の時間。それらを考えると、本当に少しずつ進むモノづくりになっています。

◼︎西村公一染色インタビュー
https://youtu.be/Vvx5VHSrIik

 

8/21 朱に赤

ショーでは、普段避けられている色を前面につかってコーディネートしてみたい。そう思って染色。赤も朱も、染料の文字通りひと匙で大きく色の雰囲気が変わってしまいます。

朱を引いてから赤を入れ、イメージ通りの色となったものの、今度は合わせる帯。ここに合う60点の帯は山ほどありますが、90点、100点となると、なかなか。

写真のように衣桁へ絵羽をかけ、何本も帯をのせては替えを繰り返しました。紆余曲折色々ありましたが、この帯だな。という一本が見つかり、心配なコレクションから自信作へ変貌しています。

 

8/22 絞りの着物

絞りの着物を制作しています。ショーで使うため、仕立てのことを考えると、8月末時点にほしい・・・。と思っていましたが、おそく9月中旬ごろ・・・。

急かすわけにもいかず、ゆっくり見守っています。最後に上がってくる着物が、本番最初に登場する着物になる予定です。

◼︎Threads/一番最後に上がりそうな着物
https://www.threads.net/@tonamiorimono/post/C-82GgSyqmM/

 

雑談コーデ#47,48

夏単衣のコーディネートを雑談コーデ形式で撮影しました。突然出てきた、超新作の帯を合わせたりしていますので、ぜひご覧ください。

昨年につづき、番外編の形でキモノショーの着物もコーディネートしています。9月に徐々にアップしていきたいと思います。

◼︎雑談コーデ#47
https://youtu.be/NYGNVbzzrn8

◼︎雑談コーデ#48
https://youtu.be/rmk_u7nTHtM

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