3月のモノづくり

3月のモノづくり

3月末京都国際会館の桜

急に春が来ました。

1週間前はダウンを着ていましたが、もう半袖になれるほど・・・

先日は国際会館の特別公開日、満開まではいきませんが、桜の白ピンクと枝の黒が際立つ美しい桜をみることができました。この時は一瞬、花粉症を忘れていました(笑)。

ここ数ヶ月、進めていた新しいモノづくりが少しずつ形になっています。


3/4

これからのモノづくりで一番期待しているのが、この織組織。
総紗縫で今まで行っていた変わり組織を詰め込んだ織物です。地を中心に、立体感のある部分を3種類、そして地よりも深く、透け感を持たせた部分が1箇所の地上3F、地下1Fの織物。

元は刺繍を織りで表現できないかと、作っていたモノづくりです。

今は2柄、ここからこのシリーズを育てて行きたいと思っています。

建築みたいな帯|senpukuya5


3/9 moi-moi

格子柄をモダンにアレンジした異文織の名古屋帯。

moi-moi(モイモイ)の名前の由来は、フィンランド語の『やあ』『またね』という意味から。格子のリズム感とmoimoiの語感を重ね合わせてみました。今は名古屋帯だけですが、バッグなどにもこのデザインで制作していければと思っています。

写真のように配色によって『柄がちがう?』と疑問が生じるくらいの変化付けられるように、設計しています。

noteではこの柄で織り上げた織の配色ミスについて書いています。

計算外の美しさ|senpukuya5


3/13 iKatの着物

八寸名古屋帯の帯から始まったiKatシリーズ。
異文織八寸名古屋帯の最初期(南蛮七宝と同時)に制作した文様で、着物になるとは思っていませんでしたが、この文様の受け入れられ方を見て、制作しました。元々は日本でいう絣ですので、それを今度は型染で表現するため、ぼかしになるように、最大限細かく型を制作し、色が入り切らないようにしています。

iKatの着物✖️金唐革織の帯|senpukuya5

 

小さな可愛いバッグともこのiKatは相性は良いです。



3/20 第4の南蛮七宝|紗反物

今年、つくるつもりは全くなかった南蛮七宝の紗反物の新作。
無双紗の完成度を考えると・・・

でしたが、この透け感と風合いはやはりちょっと作っておきたいと思いました。

透け感はほぼ無双紗と同レベル、ただしもう少し素材感があり、無双紗が上品だとしたら、少し素朴な感じのする風合いです。黒×黒は問題なく写真のように一反織れましたが、黒の相方を変えると、少し予想外のことも起きましたので、それ以外の色は様子を見て修正しながら製織したいと思います。

まず、お客さんにお見せしましたので、今度は自分用で黒×藍色を織ってみたいかな、と考えています。

今年はつくるつもりのなかった、新しい夏羽織生地|senpukuya5


ある方からの依頼で、今まで制作してこなかった、帯地をつかった小物作りをしています(完成後、詳しくはお知らせいたします)。
帯地の巾では足りないため、裏地を+してつくります。裏地を加えることで、かえってそれが素敵になる様に意匠や配色の組み合わせを考えています。

写真は経錦、裏地は細かな市松柄の畦織。

今まで行ったことがない組み合わせで、帯地を合わせてモノづくりをします。

また随時紹介したいと思います。

仙福屋タイムズ
仙福屋タイムズでは、帯の制作記録・着こなし提案・産地の話など「着物のある暮らし」にまつわる読み物を更新しています。

https://senpukuya.jp/blogs/senpukuya-times


【雑談コーデ】

しばらく更新ができていませんが、まもなく更新再開できると思います。
当面の間、ショートを中心にUPする予定ですので、よろしくお願いします。

次回、#77は根善織物+あまみーいろの着物のコーディネートからです。
帯も色々合わせています。

雑談ショート #76-3
https://studio.youtube.com/video/0Sh1g7vc1RQ/edit

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