五代目日記 3冊目
生地や染めの流通上の課題
不思議な話、物価が上がっているこんな時代でも、競争の名の下、少しでも安くしようと下げの圧力がかけられてしまうこと。 そして、応じると負担は自分たちメーカーや職人へいってしまいます。非常に難しく厳しい問題です。 生地は判り易く、さぼると風合いから・使い心地・染めた色の発色まで全く異なってきます。 染め価格を下げると、どこか物足りないような色になるし、微調整も難しくなり、欲しい色はまず出ません。
生地や染めの流通上の課題
不思議な話、物価が上がっているこんな時代でも、競争の名の下、少しでも安くしようと下げの圧力がかけられてしまうこと。 そして、応じると負担は自分たちメーカーや職人へいってしまいます。非常に難しく厳しい問題です。 生地は判り易く、さぼると風合いから・使い心地・染めた色の発色まで全く異なってきます。 染め価格を下げると、どこか物足りないような色になるし、微調整も難しくなり、欲しい色はまず出ません。
廃版の帯・・・
帯自体に人気がなくて・・・であれば、まだしも。織れなくなった織組織の中の帯。 そんな場合もあります。ようは良い柄なのに、織りたくても織れない、ということです。 どこかでも書いたと思いますが、この場合、今現状織れる織組織で新しい意匠図をつくって、織る。ということもできます。 そんな帯も沢山いままで作ってきました。
廃版の帯・・・
帯自体に人気がなくて・・・であれば、まだしも。織れなくなった織組織の中の帯。 そんな場合もあります。ようは良い柄なのに、織りたくても織れない、ということです。 どこかでも書いたと思いますが、この場合、今現状織れる織組織で新しい意匠図をつくって、織る。ということもできます。 そんな帯も沢山いままで作ってきました。
バームクーヘン名古屋帯→着物
帯を着物にする、おそらく帯屋としてこの流れはずっと続きそうです。 最初は花鳥風月のドンしたものを手描きで・・・今見ると、恐ろしいこともしました。(今でも根善さんとのモノづくりでもありますが・・・) その当時から考えると、変に気負わず制作できています。 と前置きがあって・・・
バームクーヘン名古屋帯→着物
帯を着物にする、おそらく帯屋としてこの流れはずっと続きそうです。 最初は花鳥風月のドンしたものを手描きで・・・今見ると、恐ろしいこともしました。(今でも根善さんとのモノづくりでもありますが・・・) その当時から考えると、変に気負わず制作できています。 と前置きがあって・・・
雑談コーデ#41-1 帯の再発見
そのあと、2本目には、チェコの天文時計をモチーフに制作した作楽シリーズの袋帯を合わせてみました。 この帯、意匠図自体は少し前に制作したもの(私がです)。今はしない制作方法で上げていますので、この唐草のあまみーいろと合わせると、面白いコーディネートになっています。
雑談コーデ#41-1 帯の再発見
そのあと、2本目には、チェコの天文時計をモチーフに制作した作楽シリーズの袋帯を合わせてみました。 この帯、意匠図自体は少し前に制作したもの(私がです)。今はしない制作方法で上げていますので、この唐草のあまみーいろと合わせると、面白いコーディネートになっています。
重厚な帯地も人気
最近の帯事情はというと、軽い方が圧倒的に人気です。襦袢・着物を着て帯を結んで、一日中いるとなると仕方がありません。 ただ、懐紙入れなどの小物は、反対に半々か少し柄が重い=生地もずっしり。の方が人気が高いです。 特に、写真のベール帯(七宝つなぎ柄)や、サムネイルの金彩織など。とても人気です。 これでもかというほど、裏には糸が渡り、それらが上手く収まる様に計算をして、紋を制作しています。モノづくり側からすると、やりがいある仕事です。 そう考えると全て軽くなってしまうのも・・・。
重厚な帯地も人気
最近の帯事情はというと、軽い方が圧倒的に人気です。襦袢・着物を着て帯を結んで、一日中いるとなると仕方がありません。 ただ、懐紙入れなどの小物は、反対に半々か少し柄が重い=生地もずっしり。の方が人気が高いです。 特に、写真のベール帯(七宝つなぎ柄)や、サムネイルの金彩織など。とても人気です。 これでもかというほど、裏には糸が渡り、それらが上手く収まる様に計算をして、紋を制作しています。モノづくり側からすると、やりがいある仕事です。 そう考えると全て軽くなってしまうのも・・・。
出だしの反応は良好/松皮染の帯(名古屋帯)
帯屋なので、無地でも糸使いや織組織に拘ったモノの上に染色や抜染などを行なった制作です。あくまで、帯地の味を使い切るつもりで作るモノづくりになっています。 ※同柄同色は一点のみの制作
出だしの反応は良好/松皮染の帯(名古屋帯)
帯屋なので、無地でも糸使いや織組織に拘ったモノの上に染色や抜染などを行なった制作です。あくまで、帯地の味を使い切るつもりで作るモノづくりになっています。 ※同柄同色は一点のみの制作
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