雑談コーデ#41-1
https://youtu.be/OvmCrB05jvo
春に向けてのコーディネートということで、撮影直前に上がってきた『あまみーいろ』と帯を合わせました。
最初の帯は名古屋帯。
一時は製織を完全に止めたこともある織の名古屋ですが、ここ数年で再び制作をしています。
織はここしばらく続けている千寿錦織。
地に光沢と立体感ある柄表現に定評のある織物になります。
黒に効き色で構成された帯ですが、お太鼓の形にしてあまみーいろと合わせてみると、意外なほど合わせ易い帯だったりします。
そのあと、2本目には、チェコの天文時計をモチーフに制作した作楽シリーズの袋帯を合わせてみました。
この帯、意匠図自体は少し前に制作したもの(私がです)。
今はしない制作方法で上げていますので、この唐草のあまみーいろと合わせると、面白いコーディネートになっています。
制作当初、考えていなかった着物との合わせ方ですので、新しい帯の魅力を見つけられたような気がします。
こういうことが起きるので、コーディネートは面白いです。