写真上から図案、帯の地、柄部分を想定して並べました。
まだ、スタートラインですが、西村さんあまみーいろの糸をつかって制作する、八寸名古屋帯です。
九寸を制作した時は、りんぐ糸。
今回は西村さんに染めてもらった紬糸で紋をつくっています。
以前も書きましたが、あまみーいろの糸を使っての帯作りは、少なくとも1〜2度は失敗しています。
失敗の段階も色々あって、
そもそも①織れない・・・前提レベルのものから、
②織ってもあまみーいろの糸の良さが出ない・・・+α部分まで
考えられますが、今回は一度にクリアを目指しています。
九寸上品綟のときは、それをクリア。
前回か今回、モノづくりとしてはどちらの難易度の方が高いのか分かりませんが、今のところは順調に進んでいます。
八寸帯、最初の紋づくりでは、②のレベルここがクリアできる様に、
地紋と地との高低差で、あまみーいろの色を表現しようとしています。
ちなみに、あまみーいろの糸は一度にたくさん糸は染めれません。
また、一番良い色で試験を取らないと、良い帯になるのか判断し難いです。
ただ、試験をし過ぎると一本も織れなくなるかも・・・
そんな狭間にいます(苦笑)
まあ、もし一本も織れないときは、
あまみーいろ帯のプティバッグなど、どうしょうね。
▪️仙福屋プティ
https://senpukuya.jp/collections/586