五代目日記 3冊目

雑談コーデ#63 アリスの浴衣
年に何回か浴衣の依頼を受けて制作します。 着物と同じ感覚で一点物のような場合もあれば、着物や襦袢の型を使っての依頼もあります。 今まで、一番多かったのはやはり南蛮七宝ですが、それ以外にも唐長文様では瓢箪唐草もあります。そのあたりは浴衣というよりも、生地が絹じゃない夏着物の延長的な感じです。ときどき、『これは浴衣といって良いのだろうか?』と考えることもありますが、そんな境界線上のモノづくりになります。 ほとんど一般的には知られていないので、『アリスの浴衣』(襦袢型で制作)の雑談コーデを撮影してみました。 ◼︎雑談コーデ#63-前編https://youtu.be/_iQJgg_qoyQ
雑談コーデ#63 アリスの浴衣
年に何回か浴衣の依頼を受けて制作します。 着物と同じ感覚で一点物のような場合もあれば、着物や襦袢の型を使っての依頼もあります。 今まで、一番多かったのはやはり南蛮七宝ですが、それ以外にも唐長文様では瓢箪唐草もあります。そのあたりは浴衣というよりも、生地が絹じゃない夏着物の延長的な感じです。ときどき、『これは浴衣といって良いのだろうか?』と考えることもありますが、そんな境界線上のモノづくりになります。 ほとんど一般的には知られていないので、『アリスの浴衣』(襦袢型で制作)の雑談コーデを撮影してみました。 ◼︎雑談コーデ#63-前編https://youtu.be/_iQJgg_qoyQ

新しいあまみーいろ/バラ柄 雑談コーデ#62-後編
毎週Youtube上にアップしている雑談コーデ。できれだけ、着物の敷居を下げようと分かりやすく楽しく進行するようにしています。 今回の着物はあまみーいろ。奄美大島の西村公一さんと一緒にとなみ織物が制作する大島紬です。他には無い、大島好きの方が見ても大島には思えない風合い、着心地が特徴の大島紬です。 今回はそんなあまみーいろの新作をつかっての雑談コーデです。 ◼︎雑談コーデ#62ー後編 https://youtu.be/EQMjUTfPvbA
新しいあまみーいろ/バラ柄 雑談コーデ#62-後編
毎週Youtube上にアップしている雑談コーデ。できれだけ、着物の敷居を下げようと分かりやすく楽しく進行するようにしています。 今回の着物はあまみーいろ。奄美大島の西村公一さんと一緒にとなみ織物が制作する大島紬です。他には無い、大島好きの方が見ても大島には思えない風合い、着心地が特徴の大島紬です。 今回はそんなあまみーいろの新作をつかっての雑談コーデです。 ◼︎雑談コーデ#62ー後編 https://youtu.be/EQMjUTfPvbA

雑談コーデ#59 二番目、紅村帯のコーディネート
◼︎動画【雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜】https://youtu.be/ZJDXxtT7PYg 着物は大島紬あまみーいろ『深杜』藍としーぎで染め上げた糸で製織した着物になります。 コーディネート二番目の帯は、紅村帯。グリーン無地になります。 ◼︎Online上にもアップ中 https://senpukuya.jp/search?q=紅村 夏しぼ織の帯になります。名前は夏、とつきますが通年結ぶべる仕様になっており、見た目のボリューム感と非常に軽い、このギャップが印象に残る帯です。 無地に近い帯ですので、小物はなんでも合ってしまうのですがそれはそれとして、カメラがあると反対に、ピッタリ合わせたくなる。そんな気持ちが先に立って、かえって難しいコーディネートに(笑)。 帯の地色は個性を表現しつつも、小物合わせで表情が変わる、また合わせやすいところを狙って配色をしています。(そのため、写真や動画でとても出にくい色に・・・) 暑くなりはじめの今の時期なので、コーデは夏向きになりましたが、季節が変わると、かなり違って来るだろうなぁ、と。帯着物小物だけじゃなく、こちらの心持ちでも色々と変わりそうな、帯と着物です。 ◼︎二色レース帯締めhttps://senpukuya.jp/products/obijime-233 ◼︎楊柳ぼかし帯揚げhttps://senpukuya.jp/products/obiage-195 ◼︎雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜https://youtu.be/ZJDXxtT7PYg
雑談コーデ#59 二番目、紅村帯のコーディネート
◼︎動画【雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜】https://youtu.be/ZJDXxtT7PYg 着物は大島紬あまみーいろ『深杜』藍としーぎで染め上げた糸で製織した着物になります。 コーディネート二番目の帯は、紅村帯。グリーン無地になります。 ◼︎Online上にもアップ中 https://senpukuya.jp/search?q=紅村 夏しぼ織の帯になります。名前は夏、とつきますが通年結ぶべる仕様になっており、見た目のボリューム感と非常に軽い、このギャップが印象に残る帯です。 無地に近い帯ですので、小物はなんでも合ってしまうのですがそれはそれとして、カメラがあると反対に、ピッタリ合わせたくなる。そんな気持ちが先に立って、かえって難しいコーディネートに(笑)。 帯の地色は個性を表現しつつも、小物合わせで表情が変わる、また合わせやすいところを狙って配色をしています。(そのため、写真や動画でとても出にくい色に・・・) 暑くなりはじめの今の時期なので、コーデは夏向きになりましたが、季節が変わると、かなり違って来るだろうなぁ、と。帯着物小物だけじゃなく、こちらの心持ちでも色々と変わりそうな、帯と着物です。 ◼︎二色レース帯締めhttps://senpukuya.jp/products/obijime-233 ◼︎楊柳ぼかし帯揚げhttps://senpukuya.jp/products/obiage-195 ◼︎雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜https://youtu.be/ZJDXxtT7PYg

雑談コーデ#59 最初の帯
◼︎雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜 今回の着物、大島紬は前回詳しく書きました、あまみーいろ/『深杜(しずもり)』。 中央に見える白い点、この絣がコーディネートのポイントにもなっています。 1本目の帯は八寸名古屋帯になります。この帯は異文織という織組織の帯、そこから経糸、糸使い等に工夫をし、八寸名古屋帯としました。 当初、袋帯でも使用可能とかなり便利な帯ですが、八寸にすると、さらにそこから軽くなる。まだまだこれからの帯ではありますが、先が楽しみな織物です。
雑談コーデ#59 最初の帯
◼︎雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜 今回の着物、大島紬は前回詳しく書きました、あまみーいろ/『深杜(しずもり)』。 中央に見える白い点、この絣がコーディネートのポイントにもなっています。 1本目の帯は八寸名古屋帯になります。この帯は異文織という織組織の帯、そこから経糸、糸使い等に工夫をし、八寸名古屋帯としました。 当初、袋帯でも使用可能とかなり便利な帯ですが、八寸にすると、さらにそこから軽くなる。まだまだこれからの帯ではありますが、先が楽しみな織物です。

雑談コーデ#59の着物/あまみーいろ『深杜』
◼︎雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜https://youtu.be/ZJDXxtT7PYg 今回コーディネートした着物は大島紬。 奄美の西村さんと一緒に制作している、あまみーいろです。この着物の特徴は、西村さん自らが採取した草木をつかって糸を染色。その糸で職人が織り上げた大島紬、糸もこの大島だけの糸使い。デザイン、配色もとなみ織物独自のもの、そんな特別な大島です。 この動画を見ると空気感が伝わるはずと思っています ◼︎あまみーいろ/西村さんインタビューhttps://youtu.be/Vvx5VHSrIik
雑談コーデ#59の着物/あまみーいろ『深杜』
◼︎雑談コーデ#59 前編 あまみーいろ/深杜https://youtu.be/ZJDXxtT7PYg 今回コーディネートした着物は大島紬。 奄美の西村さんと一緒に制作している、あまみーいろです。この着物の特徴は、西村さん自らが採取した草木をつかって糸を染色。その糸で職人が織り上げた大島紬、糸もこの大島だけの糸使い。デザイン、配色もとなみ織物独自のもの、そんな特別な大島です。 この動画を見ると空気感が伝わるはずと思っています ◼︎あまみーいろ/西村さんインタビューhttps://youtu.be/Vvx5VHSrIik

風通経錦 サロメ乱菊文様/九寸名古屋帯
織物は経糸と緯糸(横糸)とで織り上げていくため、一般の方が考える以上に難しいことが、糸に近い糸で織物として表現すること。 これが染めだと手法はありますが、織の場合、基本的に周りの色に影響を受けるため、色が濁ります。たとえば、白黒の糸で織ると、白はグレーに黒も薄くなる。織でも、糸の高さを変えることで可能ですが、同じ高さで表現するとなると難しい・・・。 それを織で表現するために、考えた織組織がこの織り方。色のコントラストで迫力を作った帯になります。 非常に薄く軽く結び易い織物となりました。が欠点として、この風通経錦、意匠図をつくるのが難しい・・・ ということもあり、モノづくりはゆっくりです。 サロメシリーズが白黒をベースにしたモノづくり。このあと、Nordなど、もう少し色の加わったモノづくりも進んでいますので、またそれは別の機会に紹介したいと思います。
風通経錦 サロメ乱菊文様/九寸名古屋帯
織物は経糸と緯糸(横糸)とで織り上げていくため、一般の方が考える以上に難しいことが、糸に近い糸で織物として表現すること。 これが染めだと手法はありますが、織の場合、基本的に周りの色に影響を受けるため、色が濁ります。たとえば、白黒の糸で織ると、白はグレーに黒も薄くなる。織でも、糸の高さを変えることで可能ですが、同じ高さで表現するとなると難しい・・・。 それを織で表現するために、考えた織組織がこの織り方。色のコントラストで迫力を作った帯になります。 非常に薄く軽く結び易い織物となりました。が欠点として、この風通経錦、意匠図をつくるのが難しい・・・ ということもあり、モノづくりはゆっくりです。 サロメシリーズが白黒をベースにしたモノづくり。このあと、Nordなど、もう少し色の加わったモノづくりも進んでいますので、またそれは別の機会に紹介したいと思います。
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