作楽 九寸名古屋帯

作楽 九寸名古屋帯

今は社内的なモノづくり要望もあり、名古屋帯を中心に制作中。

特に、
お洒落物を中心とする八寸

もう少し格のある九寸

それと夏物。

 

名古屋帯全方向に制作している感じです。
基本的に機屋ですので(最近はなんでもするので忘れそうになりますが・・・)
織を中心に、検討するのは、刺繍、染め、金彩などなど。

おそらく何でも表現はできてしまうので、モノづくりが余計に難しくなっています。

何でもできると、どっちつかずになるため、帯にするデザインへ
いろんな方向から光を当てて見て、表現方法は極めて限定して形にする。

それを意識してモノづくりしています。

写真は九寸名古屋帯、紹巴織です。
これも今までは紹巴織の使い方を変え、柄部分に立体感。
地とは離し、ボリュームを付け、さらに少し格を作ろうと僅かに金銀糸を織っています。

最初の一本目なので、皆さんの反応はまだですが、
思いの通りのところに着地したような感じです。

これが上手くいくと、このシリーズがこの後に続くので、責任重大な一本。
それでも早く皆さんの反応を聞いてみたいです。

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