雑談コーデ#54-4 総紗縫の派生形

雑談コーデ#54-4 総紗縫の派生形

雑談コーデ#54後編/動画
 https://youtu.be/EmrcIrdq1xQ

◼︎前回コーディネート

あまみーいろをつかった4つ目のコーディネートは・・・

袋帯/総紗縫の派生形、帯となります。

織は総紗縫と同じのため、基本的に、オールシーズン結ぶことができます。

大きく異なるのは、透け感。
総紗縫は柄を糸で織り上げるため、それ以外の部分『地』部分が透けます。
それに対し、今回の帯は地はほとんど透けることなく柄が透ける、不思議な空気感を作り出す帯になりました。

 

着物/あまみーいろ(大島紬)
着物は、奄美大島の西村公一氏と制作する、あまみーいろ。しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしていきます。

・あまみーいろ/Instagram
https://www.instagram.com/amamiiro

・あまみーいろ/西村公一氏動画インタビュー
https://youtu.be/Vvx5VHSrIik

 

最初は竹節帯締め。
この雑談コーデではお馴染みの帯締めです。四色の糸で組み上げた、両面仕様になっています。

◼︎竹節の帯締め
 https://senpukuya.jp/products/obijime-39

 

竹節の帯締めは金茶部分を表にしてコーディネート。
帯締めの縁に入ったグリーンが帯の色と合ってきます。

そこに帯揚げは濃いグレーを活かし、少し強め、主張するように合わせました。
帯揚げで、着姿全体が締まったように感じます。

 

◼︎オールシーズ二色ボカシの帯揚げ
 https://senpukuya.jp/collections/631

 

 

そして続くは、配色の異なる帯の登場です。
となみ織物のコンセプトカラー、ブルー濃淡で織り上げる袋帯になります。

帯単体で見ると、この着物の地色に合わせると色がボケそうなイメージもしましたが、合わせて見ると評価は一変。

非常にオシャレなコーディネートに。
あまみーいろの縞が立ってきたようにも見えます。

 

帯締めは、王様と呼ばれる唐組の夏物。
これだけで迫力満点な着姿に。

 

◼︎夏唐組の帯締め
 https://senpukuya.jp/products/obijime-40

 

そして帯揚げには、着姿全体に色を足すように、黄色と箔で構成された帯揚げを。
普段から着物を着慣れた感じのコーディネートになったのではないでしょうか?

 

◼︎金彩箔チラシの帯揚げ
 https://senpukuya.jp/products/obiage-106

 

あまみーいろの新作は、シンプルな縞柄です。
草木染めで染めた糸で織れた色は、非常に守備範囲が広く、合わせる帯はなんでも合わせることができました。反物の上にいつまでも帯を置いていきたくなる、楽しい雑談コーデでした。

 

雑談コーデ#54後編/動画
 https://youtu.be/EmrcIrdq1xQ

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