五代目日記 3冊目

総紗縫の日傘
この仙福屋の日傘、なかなか数奇な感じで制作を続けています。 最初は、非常に正反を上げるのが難しかった、総紗縫。この帯地をいかに使うか?ここから始まりました。 単に小物を作るだけでは勿体無い、ということで、総紗縫の特徴、絶妙な透け感、これが伝わるものが良い。 挙がった中の一つがこの日傘になります。
総紗縫の日傘
この仙福屋の日傘、なかなか数奇な感じで制作を続けています。 最初は、非常に正反を上げるのが難しかった、総紗縫。この帯地をいかに使うか?ここから始まりました。 単に小物を作るだけでは勿体無い、ということで、総紗縫の特徴、絶妙な透け感、これが伝わるものが良い。 挙がった中の一つがこの日傘になります。

扇子作りを通して、総紗縫の凄さを知る
先日、Onlineへアップした総紗縫の扇子。 ◼︎総紗縫の無地扇子 →https://senpukuya.jp/collections/171 帯地でつくるには、なかなか大変でした。 使う帯地、紹巴織は無理にしても、紗系(上品綟や総紗縫)だったら余裕だろうと制作時は、思っていました(文様入りの制作時)。 とくに今回は上品綟を加える予定で試作に入りましたが、そもそも帯地を触った段階で職人からの返事は難しい。そこからの工夫もあって、なんとか帯地が収まるのが、限界。
扇子作りを通して、総紗縫の凄さを知る
先日、Onlineへアップした総紗縫の扇子。 ◼︎総紗縫の無地扇子 →https://senpukuya.jp/collections/171 帯地でつくるには、なかなか大変でした。 使う帯地、紹巴織は無理にしても、紗系(上品綟や総紗縫)だったら余裕だろうと制作時は、思っていました(文様入りの制作時)。 とくに今回は上品綟を加える予定で試作に入りましたが、そもそも帯地を触った段階で職人からの返事は難しい。そこからの工夫もあって、なんとか帯地が収まるのが、限界。

雑談コーデ#54-4 総紗縫の派生形
あまみーいろをつかった4つ目のコーディネートは・・・ 袋帯/総紗縫の派生形、帯となります。 織は総紗縫と同じのため、基本的に、オールシーズン結ぶことができます。 大きく異なるのは、透け感。総紗縫は柄を糸で織り上げるため、それ以外の部分『地』部分が透けます。それに対し、今回の帯は地はほとんど透けることなく柄が透ける、不思議な空気感を作り出す帯になりました。 着物/あまみーいろ(大島紬)着物は、奄美大島の西村公一氏と制作する、あまみーいろ。しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしていきます。
雑談コーデ#54-4 総紗縫の派生形
あまみーいろをつかった4つ目のコーディネートは・・・ 袋帯/総紗縫の派生形、帯となります。 織は総紗縫と同じのため、基本的に、オールシーズン結ぶことができます。 大きく異なるのは、透け感。総紗縫は柄を糸で織り上げるため、それ以外の部分『地』部分が透けます。それに対し、今回の帯は地はほとんど透けることなく柄が透ける、不思議な空気感を作り出す帯になりました。 着物/あまみーいろ(大島紬)着物は、奄美大島の西村公一氏と制作する、あまみーいろ。しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしていきます。

総紗縫・改をはじめてみる。
意外なところにやっていないモノづくりは沢山あります。 今回は、総紗縫、綟り織です。この織組織の場合は透け感があるため、変わったことをすると透け感が消えたり、色が濁る、風合いがぼってりするなど、こちらもモノづくりの制限がキツく感じます。 今回、取り組みたかったことは柄に色を入れれば、その色に地・・・
総紗縫・改をはじめてみる。
意外なところにやっていないモノづくりは沢山あります。 今回は、総紗縫、綟り織です。この織組織の場合は透け感があるため、変わったことをすると透け感が消えたり、色が濁る、風合いがぼってりするなど、こちらもモノづくりの制限がキツく感じます。 今回、取り組みたかったことは柄に色を入れれば、その色に地・・・
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