五代目日記 3冊目
風通経錦 サロメ乱菊文様/九寸名古屋帯
織物は経糸と緯糸(横糸)とで織り上げていくため、一般の方が考える以上に難しいことが、糸に近い糸で織物として表現すること。 これが染めだと手法はありますが、織の場合、基本的に周りの色に影響を受けるため、色が濁ります。たとえば、白黒の糸で織ると、白はグレーに黒も薄くなる。織でも、糸の高さを変えることで可能ですが、同じ高さで表現するとなると難しい・・・。 それを織で表現するために、考えた織組織がこの織り方。色のコントラストで迫力を作った帯になります。 非常に薄く軽く結び易い織物となりました。が欠点として、この風通経錦、意匠図をつくるのが難しい・・・ ということもあり、モノづくりはゆっくりです。 サロメシリーズが白黒をベースにしたモノづくり。このあと、Nordなど、もう少し色の加わったモノづくりも進んでいますので、またそれは別の機会に紹介したいと思います。
風通経錦 サロメ乱菊文様/九寸名古屋帯
織物は経糸と緯糸(横糸)とで織り上げていくため、一般の方が考える以上に難しいことが、糸に近い糸で織物として表現すること。 これが染めだと手法はありますが、織の場合、基本的に周りの色に影響を受けるため、色が濁ります。たとえば、白黒の糸で織ると、白はグレーに黒も薄くなる。織でも、糸の高さを変えることで可能ですが、同じ高さで表現するとなると難しい・・・。 それを織で表現するために、考えた織組織がこの織り方。色のコントラストで迫力を作った帯になります。 非常に薄く軽く結び易い織物となりました。が欠点として、この風通経錦、意匠図をつくるのが難しい・・・ ということもあり、モノづくりはゆっくりです。 サロメシリーズが白黒をベースにしたモノづくり。このあと、Nordなど、もう少し色の加わったモノづくりも進んでいますので、またそれは別の機会に紹介したいと思います。
雑談コーデ#54-4 総紗縫の派生形
あまみーいろをつかった4つ目のコーディネートは・・・ 袋帯/総紗縫の派生形、帯となります。 織は総紗縫と同じのため、基本的に、オールシーズン結ぶことができます。 大きく異なるのは、透け感。総紗縫は柄を糸で織り上げるため、それ以外の部分『地』部分が透けます。それに対し、今回の帯は地はほとんど透けることなく柄が透ける、不思議な空気感を作り出す帯になりました。 着物/あまみーいろ(大島紬)着物は、奄美大島の西村公一氏と制作する、あまみーいろ。しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしていきます。
雑談コーデ#54-4 総紗縫の派生形
あまみーいろをつかった4つ目のコーディネートは・・・ 袋帯/総紗縫の派生形、帯となります。 織は総紗縫と同じのため、基本的に、オールシーズン結ぶことができます。 大きく異なるのは、透け感。総紗縫は柄を糸で織り上げるため、それ以外の部分『地』部分が透けます。それに対し、今回の帯は地はほとんど透けることなく柄が透ける、不思議な空気感を作り出す帯になりました。 着物/あまみーいろ(大島紬)着物は、奄美大島の西村公一氏と制作する、あまみーいろ。しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしていきます。
帯:綟り紗+刺繍×着物:あまみーいろ /雑談コーデ#53-3
あまみーいろをつかった三つ目のコーディネートは・・・ 袋帯/綟り紗+刺繍 帯地は上品綟へ交互に金銀糸を織り込んだ新しい織物、綟り紗。そこへ刺繍を施した袋帯になります。 基本的に、真冬を除く約10ヶ月(場合によってはオールシーズン)結ぶことができます。 着物/あまみーいろ(大島紬)しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしていきます。 ・あまみーいろ/Instagramhttps://www.instagram.com/amamiiro ・あまみーいろ/西村公一氏動画インタビューhttps://youtu.be/Vvx5VHSrIik
帯:綟り紗+刺繍×着物:あまみーいろ /雑談コーデ#53-3
あまみーいろをつかった三つ目のコーディネートは・・・ 袋帯/綟り紗+刺繍 帯地は上品綟へ交互に金銀糸を織り込んだ新しい織物、綟り紗。そこへ刺繍を施した袋帯になります。 基本的に、真冬を除く約10ヶ月(場合によってはオールシーズン)結ぶことができます。 着物/あまみーいろ(大島紬)しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしていきます。 ・あまみーいろ/Instagramhttps://www.instagram.com/amamiiro ・あまみーいろ/西村公一氏動画インタビューhttps://youtu.be/Vvx5VHSrIik
帯着物:Wあまみーいろ /雑談コーデ#53-2
今回は、帯も着物もあまみーいろ ◼︎雑談コーデ#54前編/動画https://youtu.be/1qKJBR1oCPE 名古屋帯あまみーいろ/異文織 西村公一氏の染色する、糸を緯糸に使用。帯はハリのある異文織、これに改良を加え、意匠に立体感を与えました。使用する糸は、しーぎとフクギ。 織の立体感から色がのぞく様に設計し、帯に奥行きを与えています。帯は一年を通じて結べるオールシーズン帯。
帯着物:Wあまみーいろ /雑談コーデ#53-2
今回は、帯も着物もあまみーいろ ◼︎雑談コーデ#54前編/動画https://youtu.be/1qKJBR1oCPE 名古屋帯あまみーいろ/異文織 西村公一氏の染色する、糸を緯糸に使用。帯はハリのある異文織、これに改良を加え、意匠に立体感を与えました。使用する糸は、しーぎとフクギ。 織の立体感から色がのぞく様に設計し、帯に奥行きを与えています。帯は一年を通じて結べるオールシーズン帯。
帯 iKat・赤 × あまみーいろ/雑談コーデ #54-1
◼︎雑談コーデ#54前編-1https://youtu.be/1qKJBR1oCPE 着物/あまみーいろ(大島紬)しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしたていきます。 名古屋帯iKat/異文織
帯 iKat・赤 × あまみーいろ/雑談コーデ #54-1
◼︎雑談コーデ#54前編-1https://youtu.be/1qKJBR1oCPE 着物/あまみーいろ(大島紬)しーぎ、泥、キビで染めた糸で織り上げた『あまみーいろ/大島紬』にコーディネートしたていきます。 名古屋帯iKat/異文織
赤のカゴ絞り/雑談コーデ #53-後編
3本目の帯は本袋から。 本袋は表と裏を同時に製織する、最近では珍しい織り方。 世間の大多数である縫い袋、表と裏を別々に織り上げてから、縫製して一本の帯にする。織り方と違い、帯一本としての一体感が特別な織物。 また地部分には和紙をつかった箔を通しているため、表現力としても優れた織物。 今回は波の様な幾何学文様デザインの本袋を合わせています。 着物と帯が意外なほど調和が取れています。 ◼︎雑談コーデ#53-後編/動画https://youtu.be/5Ddde__Llo
赤のカゴ絞り/雑談コーデ #53-後編
3本目の帯は本袋から。 本袋は表と裏を同時に製織する、最近では珍しい織り方。 世間の大多数である縫い袋、表と裏を別々に織り上げてから、縫製して一本の帯にする。織り方と違い、帯一本としての一体感が特別な織物。 また地部分には和紙をつかった箔を通しているため、表現力としても優れた織物。 今回は波の様な幾何学文様デザインの本袋を合わせています。 着物と帯が意外なほど調和が取れています。 ◼︎雑談コーデ#53-後編/動画https://youtu.be/5Ddde__Llo
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